20121008

軽便鉄道模型祭8

入場券には「深くアヤシイ世界を堪能してください」との一文が。



いつも「軽便鉄道」の模型を横目に見つつも手を出す事はなかった。どこか「ヘラブナ釣り」や「盆栽」に似た感覚があり、勝手に敬遠していたのだが…いざ展示会場に足を運ぶと、作品に対するすごい作り込みと愛情にただ感激。自分の模型歴なんてチープだなあと実感させられてしまった。この世界観を少し研究してみよう。そして未来には、ヘラブナ釣りや盆栽を楽しんでいる自分がいるかも知れない。。。

20121002

東京駅

いよいよ修復作業も終了。その厳格な勇姿とご対面。



幕張メッセでの仕事があったが、心中はそんなことより帰りに乗り換える東京駅のことでいっぱいだ。さっさと業務を終え、京葉線のジェット加速で東京へ。
同じ駅なのに一駅分以上の長距離を歩き、目的の丸の内口へ。はやくもカメラやケータイで写真をとっている人々が目に入ってくる。で、出口をとおり振り返ると…。
そこには厳かで圧倒する駅舎が佇む。あまりの感動にひとり缶ビールで乾杯だ!

20120901

渋谷駅

ここ数年で急加速の変貌を遂げる渋谷駅界隈を少し散策。



地名のとおり、渋谷は谷の街。坂も多いこの街は鉄道敷設には不向きな地形である。地下鉄が地上3階を走ったり、乗り換えの複雑さが尋常ではないのはそのためだ。そんなドンキホーテ的なこの駅もいよいよ整備のメスが入る。東急東横線や銀座線の地上ホームも見納め。JR埼京線のインチキ渋谷駅も、ちゃんと渋谷側に移設される。
そしてこんなJR&東横&首都高の絡みもなくなります。カオスの典型です。。。

20120728

JR烏山線 キハ40

関東近郊ではココだけでしか乗れないディーゼルカー。真夏に出陣!



幸運にも、復活塗装の国鉄色とも遭遇しながら、いざ乗車。独特の振動や騒音、加速感などはローカル感を倍増させるいい演出だ。しかし暑い。。。冷房がほとんど効かない車内に我慢できずに窓を開けると、すぐに車掌が飛んできて注意される始末。「冷房中なので」と。。。でもとなりのおじいさんは明らかに熱中症一歩手前。
国鉄色に塗り替えて喜ぶ前に、せめて冷房ぐらいは効かせたほうがよい。

20120720

小田急線 F-Train2

小田急線ではめずらしいラッピングトレイン第二弾発車!



「本日より運行開始!」とアナウンスされていたF-Train2。いつか出会えるだろうと思いながらホームへの階段を降りると、期待を膨らます時間もなく遭遇。心を落ち着かせながらラッキーということで見送ってみる。この車両は通常ダイヤで運行されているため、夢のある外観とは裏腹に急行の車内は壮絶だ。ジャイアンのラッピングの横の窓では、顔が歪んだサラリーマンがドアに押し付けられています。

20120627

江ノ電305形 癒しを求めて、鎌倉へ

あじさいの季節になると、箱根登山電車と江ノ電が主役になる。



箱根の森や鎌倉の寺院などは、言わずと知れたあじさいの名所。新緑とやわらかい色の花は独特のコントラストを映し出し、ライトアップされた箱根の夜花は、それはそれで美しいものである。今年も観光を促すポスターが続々貼られているが…。
この江ノ電、屋根には冷房が装着されているので最近の仕様がモチーフになっているが、まさかパンタがT字型? 知らないうちに実車も変更されたか?

20120428

東急東横線 田園調布駅

駅前から町並みの新緑がきれいな季節です。



数年前までは縁があり毎日通っていた田園調布だが、この時期の新緑と秋の銀杏の時期は街路樹が本当にきれいだ。特に私はこの新緑の美しさは絶品だと思う。
実は今も時々ここを訪れる。なぜかというと…発売されたばかりの外国車の走るシーンがすぐに見られるから。カタログやショーでは判らないことがここでは日常に実演されている。今日も数分でAUDIの新型車を発見、ちょっと運転がヘタだけど…。

東急田園都市線 二子玉川駅

あたたかい季節になると、たくさんの人が集まってくる。。。虫のように。



二子橋の下はバーベキューの嵐で、ここだけ人口密度が高騰。川辺におりて冷静に周りを眺めると、実はたいしてきれいな景色でもなく、自然を感じるストラクチャもない。頻繁に電車が往来する鉄橋はうるさいし、ここの魅力がなんなのかよくわからないが。。。これも二子玉川ブランドか?因に、この河原へのアクセスは二子玉川駅ではなく、となりの二子新地駅のほうが断然に良いので、訪れる際は気をつけて。

20120419

東京メトロ千代田線 6000系

まだまだ現役で突っ走る営団時代の花形。



相互乗り入れを一般化した路線のひとつがここ。小田急戦、東京メトロ千代田線、JR常磐線の3線を貫くこの路線は、当然ながらメトロ車両も多く走る。なかでもこの形式は営団黄金期の功労者だ。当時はモダンに映った左右非対称のフロントのデザイン、ミッドセンチュリー家具顔負けの木目づかいのインテリアや、ギロチンのような高速開閉ドアなど見所満載。くれぐれも乗降の際は気をつけて。

20120417

小田急ロマンスカー 50000形VSE

旧世代の引退でロマンスカーも新時代に突入。その代表格はやっぱりコレ。



すっかりノーマークだったがいい感じのシチュエーション。ほどよいカーブに昭和臭を感じる駅舎、対向式ホームの絶妙な幅に、贅沢な植え込みなど、そんな中を颯爽とロマンスカーが駆け抜けていくコントラストが美しい。
VSEを見たとき、「田舎には似合わない…」と勝手に思っていたがそんなことはない。新宿にも箱根にもマッチしている。で、ここは鶴巻温泉駅。いい駅です。

20120317

JR185系 日光型色

今春はJR・民鉄とも偉大な車両の引退が多かった。と毎年感じている…



JRでは「日本海」から新幹線300系まで、小田急もHISE、RSEから5000形など、会社を代表する車両が姿を消した。とても残念だが、そんな中でもこんなことが起こっている。失うものばかり気にしていたので全然気づかなかった…。
この色、以前登場した80系カラーよりはいいと思う。先日はadidasカラーも復活したこの形式、ってことはそろそろ引退かな?気がつけば185系も登場して30年だ。。。

20120316

小田急5000形

ロマンスカーの引退の影で、小田急を支えたこの車両も姿を消した。



最後までしっかり運用されていた5000形。先週までは小田原付近を往復していたのだが、終焉が近づくにつれ、新宿までの運用もされていたようだ。私も最終日に偶然海老名で遭遇できた。長い間、小田急の通勤電車の顔として活躍した形式だ。
前照灯や縦書きの方向幕など、愛着の湧くデザインだった。ある初夏の踏切まちで撮影したこの写真、最後のポスターに掲載された車番だった。本当におつかれさま。

20120302

小田急ロマンスカー 7000形LSE

小田急の引退車両に気を取られていたら、脇でもいろいろな事が…



弟分のHISEやRSEが先に引退してしまうLSEアニキだが、実はそんな彼にも変化が。このカラーリングは、HISEがデビューした際に「新塗装」として登場したのだが、気がつけば2月中旬で引退してしまったらしい。よって残りは復刻旧塗装編成のみという始末。ポスターばかり気にしていたら、大事なものを見逃してしまった。失態!
さらに5000型の兄弟車5200型も同時期にひっそり引退。。。今春の小田急は大嵐だ。

20120301

想いは、引き継がれる 20000形RSE

ポスターの文章から。ロマンスカーに新しい価値観を提供した立役者。



それは、ロマンスカーに初めて登場した2階建ての車両だった。1991年、華やかな歓声に迎えられながら、その車両はデビューした。車窓に映える見事な富士に沸き立つ家族、初めての小旅行に胸踊らせる恋人たち。多くの人々の、人生のワンシーンを見つめながら、誇りを胸に毎日を走り続けてきた。
そんな日々も、もうすぐ終わる。しかし、想いは、引き継がれてゆく。。。

想いは、引き継がれる 10000形HISE

ポスターの文章から。ロマンスカーといえば展望車。25年前の美しいスタイル。



その斬新なスタイリングは、人々に強烈なインパクトを与えた。それは、小田急60周年を記念し、風のように登場した車両だった。ある夫婦は結婚記念日に乗り、ある家族は子どもが生まれて初めての箱根旅行で乗った。数多くの人生のドラマにふれながら、誇りを胸に毎日を走り続けてきた。
そんな日々も、もうすぐ終わる。しかし、想いは、引き継がれてゆく。。。

想いは、引き継がれる 5000形

ポスターの文章から。「銀嶺」「朝霧」「芙蓉」「長尾」から始まったこの顔。



東京近郊に、まだのどかな景色がひろがっていた頃。アイボリーにロイヤルブルーのラインのその車両は走り出した。ひたむきに働く人々、夢に向かって学ぶ若者、笑顔で仲良く寄り添う母と子どもたち。たくさんの人生を乗せながら、前だけを見つめ、誇りを胸に毎日を走り続けてきた。
そんな日々も、もうすぐ終わる。しかし、想いは、引き継がれてゆく。。。

20120227

小田急電鉄 THE LAST RUNNING

今の時期、小田急の各駅にはこんな粋なポスターが張ってある。



毎年恒例のダイヤ改正。移動の手段として利用している客にはよいアップデートなのだが、一方でファンには残念なお知らせをうけるイベントだ。
今年は例年以上に車両の淘汰が激しい。展望車のロマンスカーと、アイボリー&ブルーラインの通勤電車は、間違いなく小田急線の顔だった。子供が絵に描く小田急だ。そしてRSEは車両も一部運行区間も消滅。そう…「想いは、引き継がれる。」

20120223

多摩総合庁舎と岡本太郎

お役所はあまりすきではないが、これだけは気に入っている。



川崎市多摩区に暮らしていると、あちこちに「太郎ワールド」を見る事ができる。区役所の入り口にもこのような作品が鎮座しているが、私は数ある岡本太郎の作品でも特に気に入っているひとつがコレである。すきな理由は特にない。
最近は、理由なく物事をすきになることが難しくなってきているので、いつもコレと対面するときの感覚は大切にしている。自分の個性や人間味を感じる貴重な瞬間だ。

20120222

VAN HALEN : A different kind of truth

いよいよ発売されたニューアルバム。デイヴのVH節は健在か?!



実はビジネス的に成功しているのは圧倒的にヘイガーなのだが、「VHといえばデイヴだろ!」というファンは多い。ヘイガーファンとデイヴのファンは、巨人と阪神のように決して相手を認めない節がある。そしてデイヴが帰ってきた。勝手な緊張とともに聞き始めると、、、そんなボーカル事情なんてどうでも良くなってしまう。そう、結局はエディの超絶ギターワールドに引き込まれるのである。聞けば分かる!

20120218

小田急グッズショップTRAINS

軽いサイクリングついでに和泉多摩川方面へ。



この駅の下には「TRAINS」があったことを思い出し、用もなく立ち寄り。店内には鉄道模型のレイアウトが鎮座しており、小田急線が時速換算でざっと300kmほどの超超特急で突っ走っている。つい衝動買いでRSEのBトレを購入、大人の悪い癖だ。横にいた子供に羨ましの目で見られてしまった。レジの際に買い物特典でこんなものを頂いた。そういえば今春にはたくさんの車両が引退してしまう。リミットは3月16日だ。

20120212

江ノ電500形 和田塚駅

昨日に続き、和田塚近辺を徘徊。いつもながらの良い空間。



私用で和田塚駅を利用。ホントに小さいこの駅の思い出は…昔、知人たちとこの駅を目指して乗車中に、車内で「こんな駅で降りるヤツなんていねーよ」と断言していたカップルに恐縮しながら降車したことがあったな。。。
そんな罵声を浴びせられてしまうこの駅周辺は、実は絶品の小さい店がたくさんある。有名な甘味処よりもおいしい餅屋もあるのでぜひ散策を。おすすめの街です。

江ノ電1200形 鎌倉駅

冬の快晴、鎌倉日和。久しぶりに江ノ電に乗車。



相変わらず(?)のすごい人。この人たちはどこから来てどこへ行くのだろうか。
嵐電カラーの1500型が入線してきたので早速乗車。好きな形の車両なのだが、どうせなら1000型に乗りたかった。たいして形が変わらない両車の決定的な違いは…1000型は江ノ電最後の吊り掛け式車両である。この音と波の音と併用軌道は江ノ電のマストアイテム。カルダン駆動の音は似合わない。吊り掛け必聴。着メロの価値ありだ。

20120211

江ノ電和田塚駅 六地蔵

身内の私用でひさびさに鎌倉へ。道中の六地蔵を拝む。



幼少の頃からなじみが深かった鎌倉だが、ひさしぶりに由比ケ浜通りを歩いた。あいかわらずのユルめの時間が心地よい。つくづくいい街だなあと再確認。この通りは渋滞が日常的で、今日も六地蔵が車の行列を眺めていた。少し呆れた顔で…。
ちなみに、鎌倉から徒歩6分ほどで地蔵に会えるのだが、江ノ電で和田塚まで乗車し、そこから歩くと6分では着かない。さすが江ノ電。平均時速は20km弱。ユルい。。。

小田急ロマンスカーRSE あさぎり号

新宿駅でRSEに遭遇。こんな日常ももうすぐなくなってしまう。



すでに廃止がアナウンスされているRSE。あさぎり号の運行形態もかわり、沼津行きは消滅してしまう。知ってか知らぬかカメラを持った人がたくさん点在。
このカラーリングはどうも好きになれないが、よく見るとシンプルでいい形をしている。この時間に新宿で待っていると「あさぎり」「はこね」のRSEが連続で入線してくるため、反対ホームにも同形が停車中。残り時間あとわずか。一見の価値あり。

20120203

麺家うえだ 焦がし風特濃

完全なる「名前買い」。見たことも聞いたこともないこのラーメン屋。



Yahoo!の「新世代ラーメン」準優勝ということで、ちょっと買ってみた。店舗は埼玉県志木にあるらしい。美味しかったら食べに行ってみようと思ったが…
私なりの結果は、残念ながらイマイチ。。。まず「新世代」と「特濃」の時代感がズレている気がする。少なくとも「濃い」だけでは話にならない。油が強いだけの印象だ。また「焦がし」と「焦げ」も意味が違う。苦いだけでは美味にはならない。

20120130

週刊SL鉄道模型

立ち読みするのが恥ずかしいジャンルの「パートワーク系書籍」の実態は…



根気よく続ければそれなりの成果となって手元に残るのは良いと思うが、このシリーズと付き合うとどのようなことが起こるのか?
まず投資額!レイアウトの完成までに12万円越。高い!原付が買える勢いだ。しかも題名に鎮座するSLの模型は、全刊制覇のご褒美にプレゼントだそうで…さて一年後には何台のSLが卓上を駆け巡るのだろうか、そしていくつの廃線が生まれるのか。。。

20120104

JR371系 あさぎり号

小田急とJRの共同運用という独特の存在感の「あさぎり」。しかし…



「あさぎり」は旧東海道本線である御殿場線を経由し新宿-沼津を結ぶという粋な特急だが、3月のダイヤ改正に伴いJR371系は運用から外れる。実はこの形式、JR東海で民営化後初の新造特急形式だ。で、廃車になるのかと決めつけていたら…なんと半年の改造期間を経て団体専用車両に化けるそう。車体の色的にも、青線を増やしてユーロライナー再来か?とにかく、富士山との2ショットは今冬で見納め。みんな急げ!